かわいすぎる!ネコにかまってちゃん♪なサル

遊んでほしいのに、無視される。それでもいい! それがいい!

「ねえ、ねえってば! おーい!」

Macaco nao deixa o gato em paz

愛らしい小猿が猫の身体の上で大暴れ。

猫の耳を広げるようにして、顔を近づけてみたり、身体や頭を叩いてみたり。
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ときにプロレスの捨て身技、浴びせ技のような行動にも出る。

ねえねえ、ちょっと起きてよぉ、という声が聞こえてそう……。
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ですが、そんな小猿に対して猫はほぼ動かず。
目を開けることもなく。

ため息混じりに、はいはい……と軽く手で制そうとするも、小猿は微塵も気にすることなく。
あたりには大型犬も何匹かいるようだが、小猿はちょっとようすを見るだけに留まって、やっぱり猫の元へ帰っていく。

どうしてもこの猫に遊んでほしいようだ。
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猫と猿との本来の関係

猿と猫では、生活形態がまったく違う。類人猿や猿類の多くは群れで生活していて、中にボスなる存在がいる。

そのボスが統率をとり、群れをまとめていく。
ボスをもつ多くの動物に共通することは、共同で作業をおこなう、ということ。個々では、狩猟、保身などの技術が比較的に低いため、群れとなり、力を合わせて生きていく。

その行動全体を指揮するリーダーが自然と必要になってくる。

比べてネコ科の動物の多くは、育児期間のみ家族単位で暮らす。他の時期は単独で行動している。
個々の狩猟能力が優れていたり、周囲に天敵がいないことが、集団行動を必要としない理由だと考えられる。よってボス的存在を確立することもなく、誰かに従うこともない。例外として育児期間中があるが、これは弱い固体を守るため、餌を与えるために特別にグループを形成している。

ライフスタイルがまったく異なる両者。一緒にいて大丈夫なのかと心配になるが、猿にとっては、猫がボス。猫にとって猿は……まあとくに気にかける必要もない存在。重ならない性質ということは、衝突する種も少ないといえる。同じ空間で問題なく生活できるポイントのひとつだ。

この動画は猿と猫のやりとりが可愛らしく、ほっこりとした温かい気持ちになるのはもちろんのこと、学ぶ点も多い。
異種の動物がひとつの空間で、争いなく生きていくための知恵が詰まっている。
生きていくなかで、われわれ人間も他人と一緒の空間にいることは少なくない。

会社でも学校でも、誰かとひとつ屋根の下で暮らすことも、自分と他者の関係は、ドア一枚、壁一枚を挟んでも完全に切り離すことはできない。
育ってきた環境の違いは、ときに意見の対立を生じさせる。心にもない言葉で相手を傷つけてしまうこともあるだろう。

そんなとき、この動画を見ていただきたい。猫の何されても気にしない精神……器の広さ、素晴らしい包容力を感じずにはいられない。ときに猿のように、積極的に自分を表現することも大切。相手が猿のようなら、猫のように。猫のようなら、こちらは猿のように。互いを尊重しようとする気持ちは、きっとそれぞれの環境も共有していない時間も、どんな困難だって乗り越えられるのではないだろうか。

まとめ

昔フェレットを飼っていたことがあり、近所に住む友達とその飼い犬のミニチュアダックスフンドとよく遊んでいた。
この動画の猿と猫のように、ある意味バランスのとれた関係というわけではなかったが、自由気ままに犬を追い掛け回すフェレット、それを気にかけながらも、牙を向けられると目が飛び出そうなくらい驚く犬を、飼い主ふたりは微笑ましい限り、と見守っていたものだった。

動物がじゃれあっている姿は無条件に可愛い。
とくに異なる種類とあらば、不思議さも加わってもっと愛おしくなる。

愛すべきかまってサルちゃんと史上最強の仏ネコ様。

再生するほどにハマルこと間違いなし。

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錦織小町@ささ脳

錦織小町@ささ脳美術モデル

投稿者プロフィール

表現者。1988(昭和63)年大阪府生まれ。近畿大学中退、大阪コミュニケーションアート専門学校卒業。三年間の会社員生活を経て、現在は執筆、美術モデルを主な活動としている。生きている意味、自分にできること、しなければいけないことは何かを問い続ける。

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