ふたりの〝本当の〟仲が試される? ~結婚式のダンドリを通じて~①

 

結婚式を考える二人へ。現在進行中の花嫁が語る、結婚式の当日を迎えるまでの準備

「プロポーズを受けて以降は女の仕事?」

プロポーズがあって、両家の顔合わせがあって、婚約があって、籍を入れて――。
住む場所が別々だったカップルは、一緒に暮らす家も探さないといけなかったりして、プロポーズを受けてからは想像以上に忙しいもの。
カップルにもよりますが、我が家の場合は妻である私があれこれと手配をしました。
まず両家の顔合わせのお店選び、時間決め、予約。本当はそのあとに入籍をするつもりでしたが、顔合わせの日程がずれ込んでしまい、先に記念日と合わせて入籍してからの顔合わせ。――なかなか思い描く順番通りにいかないのが現実。
ちなみに入籍のときは、きちんと記念日に受理してもらえるように一度シャーペンで下書きしてから役所のチェックを受けました。婚姻届と一緒に提出する書類がなかったり、婚姻届に漏れや誤りがあり、万が一提出日がずれると、思っていた結婚記念日になりません。
二人揃っての入籍光景は写真でもよく目にしますが、そういうロマンティックなことはなく、自身が休みの日にサラッと提出して、主人には役所からのハガキで確認の通知が届きました。
「やっと結婚しましたわ、ホッ」と腰を下ろせるのも束の間。苗字が変わった私は、国民保険やマイナンバー、免許証の名前を変更する手続きが待っていました。

「結婚式を挙げるかどうか」

式
結婚を前提に交際していると、結婚式の話が出ることがあります。私たちの場合はあまりそういう会話はしませんでしたが、過去にお付き合いしていた方とは何度かそういう話をしたことも。
和装? 洋装? お色直しは何回しよう? 誰を呼ぼう? このコを呼んだら、あのコも呼ばなきゃだし、ブーケトスとかフラワーシャワーとかいろいろしたいなあ、などなど、キラキラした話は尽きません。そういう会話のときに見逃せないのは彼の反応。
彼氏も彼女とあまり温度差がなければいいのですが、極端に彼が結婚式に対して冷めていることがあります。
2014年11月に株式会社リクルートマーケティングパートナーズが発表した「ブライダル総研 結婚総合意識調査2014」によると、結婚式(挙式および披露宴、披露宴パーティ)の実施率(実施決定を含む)は70.9%。男性だけに限ったことではありませんが、結婚式観において、披露宴、披露宴パーティの非実施者は「お金がもったいない」「注目されるのが嫌だ」といった項目が実施者に比べて高いという。

たとえば彼女は結婚式をしたいのに、彼氏がしたくない場合、時間をかけてゆっくり話し合う必要があるでしょう。「お金がない」ことを理由にされると説得が難しくなってきますが、手ごろな式場は探せばありますし、派手な演出をしなければ費用も抑えられます。先輩夫婦は、お祝儀でプラスにはなってもマイナスにはならない、と言っていました。(列席者の人数にもよるのでしょうが)
夫婦揃って、身を整え、たくさんの方に感謝を伝える場、祝福を受ける機会はそう多くはありません。将来、子どもや孫に伝えるためにも二人らしい式を挙げられてはいかがでしょうか。

「手順⓵ 式場のカタログを取り寄せよう」

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あまり乗り気でない彼のテンションを少しずつあげるには、式場のカタログを取り寄せて一緒に見るといいでしょう。式場の雰囲気というより、現実的に挙げられそうな地域で(低価格推しの店舗があればそれも加えて)探して10店舗くらいピックアップして、カタログを請求します。早ければ翌々日くらいには順々に届き始めます。
カタログには、式場の雰囲気がわかる綺麗な写真が載っているほか、プランの提案も入っています。彼が注目されるのを嫌がっているのなら、できるだけこじんまりとした落ち着いた雰囲気の式場の写真を見せるのはどうでしょう。また、金額が高いことを気にしている彼には、高いほうから見せて最後のほうにお手頃なプランを提案するのもひとつのテかも。
さらに気分を高めるために、一緒にゼクシィなどの結婚情報誌を買いに行きましょう。ここでポイントなのは「一緒に」買いに行くこと。結婚式の意識を高めます。
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雑誌を読めば、結婚式までのダンドリが見えてきて、わからなかったせいでメンドクさそう……と感じていた部分が「ああ、こうすればいいのか、意外に簡単かも」と思うことも多いのではないでしょうか。

「手順⓶ 実際に式場へ行ってみる」

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式場のカタログを見て、だいたい二人の思いが統一されてきたら、その気持ちが熱いうちに実際に式場へ足を運ぶことをおススメします。
ウェディングプランナーから聞く生の声や、実際に見るチャペルや披露宴会場は、雑誌やインターネットよりも現実味があります。事前に質問事項をまとめておき、心配なことは遠慮なく訊くといいでしょう。
私たちの場合は取り寄せたカタログの中で、一番お手頃なプランを推奨している式場を見学し、その場でその式場で式を挙げることに決めました。数時間後に電話で記念日に近い日曜日を抑え、後日契約金を払いに行きました。
見学の際、あったほうがいい情報は「招待者のだいたいの人数」です。人数が多すぎると気に入った式場では対応できない場合がありますし、だいたいの金額を知りたいときにはやはり招待者の人数があると見積もりを出してもらいやすいです。
式場の店長の話ですが、引っ越しと結婚式の準備はできるだけ被らないほうがいいそう。思った以上にバタバタしてしまうようです。

「結婚式を通じて見えてくる相手のこと」

結婚式は言うまでもなく、大きなお金が動くのはもちろん、日常生活にはなかったことを相手にお願いする作業や一緒にしてほしいことが出てきます。それに追随して、今まで見えてこなかった相手のいろいろな部分が見えてきます。
プラス面であったり、ときにはマイナス面であったりとさまざまですが、ここは悲観的にならず「相手のことを知ったいい機会だった」と捉えてはどうでしょうか。
プラス面よりも、マイナス面を知っているほうが私は得だと感じています。最悪の事態を回避することができますし、もしも通らなければいけない道ならば、丸腰で通るということは避け、なにか対策を立てられるかもしれません。

参考資料:株式会社リクルートマーケティングパートナーズ「ブライダル総研 結婚総合意識調査2014」

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錦織小町@ささ脳

錦織小町@ささ脳美術モデル

投稿者プロフィール

表現者。1988(昭和63)年大阪府生まれ。近畿大学中退、大阪コミュニケーションアート専門学校卒業。三年間の会社員生活を経て、現在は執筆、美術モデルを主な活動としている。生きている意味、自分にできること、しなければいけないことは何かを問い続ける。

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