どうして?「がんを克服した犬」が世界一幸せな犬である理由

Glutaに考えさせられる「動物と人とのあり方」

みなさんは、動物を飼ったことはありますか?日常生活に疲れたとき、癒してくれるペットがいるだけで心が軽くなりますよね。
犬や猫などの動物を家族の一員として可愛がるのは、もちろん日本人だけではありません。世界中の人たちが、動物を愛し、その命を尊いと感じています。
ここでは、そんな海外の動物にまつわるお話をご紹介します。

enhanced-buzz-31667-1424959444-15
http://www.buzzfeed.com/samimain/good-ol-gluta#.joa8LO7P8D

頭にスイカを乗せて、にっこり笑っているこの可愛らしい犬。名前は、Glutaと言います。
保護されるまではタイで野良犬として生きていました。
Glutaは雌犬なのですが、保護された後、子宮に炎症を与える条件である子宮炎を持っていたことがわかりました。そこで医師が子宮を取り除く手術を行ったのですが、なぜか症状は一向に回復せず、効果は見られません。

なぜかというと、実は問題は子宮ではなく、子宮頸管にあったからなのです。つまり、Glutaは子宮頸がんだったのです。
幸いなことに、Glutaは化学療法を受け、腫瘍を取り除くことができました。今では、弟犬のGollumと一緒に、健康で幸せな生活を送っているようです。

Glutaが幸せな犬になれた理由

このお話は、海外のWebサイトBuzzFeedに掲載されていた「The Happiest Dog In The World Who Overcame Cancer(がんを克服した世界で最も幸せな犬)」という記事の大まかな内容です。
子宮頸がんという病気は、女性ならば誰もがご存知ではないでしょうか。不妊症の原因になるなど、女性にとっては肉体的にも精神的にも非常に苦痛な病気です。
それを患うのは人間だけではないのですね。動物と人間は生物学的には違う生き物ですが、こうして見るととても身近です。動物の命も人間の命も尊いことに変わりはないと、改めて感じることができますね。

また、このお話で注目したいのは、動物を大切に思う医師の心です。
辛い治療に耐えるというGluta本人のがんばりがあったことはもちろんですが、Glutaを救いたいという医師の思いと尽力があったからこそ、もたらされた結果といえるでしょう。
そもそも、Glutaは野良犬でした。Glutaがどういう経緯でそうなったのかはわかりませんが、一般に、人間が飼い犬の世話を放棄したために野良犬になってしまった、というのはよく耳にする話です。そして保護されても、捨てられたことがトラウマとなった犬たちは、人間に心を開くことができません。最終的に、新しい飼い主が見つからなければ殺処分されてしまいます。
飼い主に裏切られ、心に傷を残したまま死んでしまうなんて、どれだけ酷いことでしょう。人間の身勝手が動物たちの一生を左右してしまうのです。

Glutaが世界一幸せな犬になれたのは、動物を愛する心の持ち主と出会うことができたからなのでしょう。Glutaを救った医師のように、動物を大切に思う心を持つことが、彼らに対する誠意であり愛情表現であるともいえますね。
動物と人とのあり方を考えさせられた、Glutaの物語でした。

動物と人、誰かを大切に思うことに変わりはない

動物も人も、愛されることを必要としています。そしてそれは世界共通のもの。性別も国も人種も関係ありません。Glutaのお話から、誰かを大事に思う気持ちは、別の誰かを救ったり幸せにしてくれたりするものなのだと思い知らされました。

私は、幼い頃にハムスターを飼っていたことがあります。初めて飼った動物だったので、エサをあげたりゲージのお掃除をしたりと、一生懸命お世話をして可愛がっていました。ハムスターですから犬や猫より寿命が短く、一年余りでお別れとなってしまいました。可愛がっていた分、悲しみは大きかったです。この記事を執筆しながら、それを思い出していました。
悲しみや喜びを与えてくれる動物たち。彼らが私たちの「家族の一員」であるというのは、本当のことですね。

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
藤和あずみ@うさ脳

藤和あずみ@うさ脳イラスト心理ライター

投稿者プロフィール

東北在住の現役大学生。緑豊かな地域で、環境・生態系などの自然分野を学んでいる。趣味は読書、ゲーム、アニメ観賞、お菓子作りなど。文章を書いたりイラストを描いたりといった創作活動が好き。

この著者の最新の記事

関連記事

コメント

  • トラックバックは利用できません。

  • コメント (0)

  1. この記事へのコメントはありません。

カテゴリー

ページ上部へ戻る